＜鉢呂経産相＞「死の町」発言を撤回 野党は追及の構え
鉢呂吉雄経済産業相は９日の閣議後会見で、東京電力福島第１原発の周辺地域について「死の町」と発言した。野田佳彦首相は同日、訪問先の三重県紀宝町で記者団に「不穏当な発言だ。謝罪して訂正してほしい」と要求。これを受け、鉢呂経産相は同日午後、「被災地に誤解を与える表現だった」と陳謝し、発言を撤回した。しかし、野党は「大臣として失格」（自民党の大島理森副総裁）と批判を強めており、臨時国会で首相の任命責任を含めて厳しく追及する構えだ。
鉢呂経産相は９日午前の会見で、首相に同行して８日に福島第１原発などを視察した際の印象について「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でした」と発言。２度目の会見では「軽率だった。被災をされている皆さんが戻れるように、除染対策などを強力に進めるということを申し上げたかった」と釈明した。
一方、藤村修官房長官は９日の記者会見で、鉢呂経産相が佐藤雄平福島県知事に対し、謝罪の電話をしたことを明らかにした。その上で「ただちに（経産相としての）適格性につながるとは思わない」と閣僚を辞任する必要はないとの認識を表明。一川保夫防衛相の「素人だが文民統制」など問題発言が続いていることを踏まえ、近く各閣僚に発言に注意するよう求める考えを示した。
鉢呂経産相の発言に対し、野党は一斉に反発した。自民党の逢沢一郎国対委員長は９日、記者団に対し「（被災地の）希望を打ち砕く暴言で、首相の任命責任を問わざるを得ない」と批判。公明党の斉藤鉄夫幹事長代行も、取材に対し「被災者の心を踏みにじる発言だ。大臣として不適任で、首相の任命責任も問われてしかるべきだ」と断じた。【影山哲也、念佛明奈】
毎日新聞 - 09月09日 20:50
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戦後マスコミがGHQの検閲を受けていた時期があった、保守的な話題、愛国的な話題など検閲官に評判がよくなったこともあり、日本軍批判や戦時中の政府批判などに終始した。
自虐的に悪く書けば書く程に検閲官に評判がいい。つまりは検閲をクリアし易い。
サンフランシスコ条約に於いて米国の占領体制が終わった段階で、マスコミもこう言った風潮から脱却するべきだった筈です。
しかし今もなお自虐的な感覚が残っている。
＞「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でした」
これは単に視察の印象を語ったに過ぎないが、印象操作を繰返している。
毎日新聞は類似した記事を複数ネットにあげており、国民に鉢呂経産相がダメな印象を刷り込んでいます。
本来の新聞の仕事は、被災地でどんな視察をして、そこでどんな情報が得られたのかを書くことではないのでしょうか。
毎日は政府民主党の防衛計画に不満を持っている。
武器輸出三原則の見直しを検討することにも大きな不満を抱いている。
自衛隊のヘリ空母「ひゅうが」が竣工された時にも過剰反応をして「これでいいのか？」と訴えたのは毎日新聞である。
多くの国民は毎日新聞が、単に鉢呂経産相を叩いたとしか思わないだろうが、民主党政権が決済した「動的防衛」や「与那国へにの部隊配備」にも不満のある毎日だからこそ、こうして印象操作をしているのだ。
そして自衛官の父を持った野田政権を潰そうとしているのである。
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