■「決められる政治」を実践した野田佳彦首相を私は評価する
櫻井よしこ (国基研理事長・ジャーナリスト)
野田佳彦首相はよくやった。「政治生命を懸ける」と繰り返した社会保障・税一体改革関連法案を6月26日、衆議院で可決させた。
これで消費税は2014年4月から8%に、15年10月から10%に上がり、その段階で税収は約10兆円増えると予測される。
民主党内から57人が反対し、16人が欠席・棄権したが、与野党合わせて363人、衆議院議員の実に4分の3が賛成票を投じたのである。
小沢一郎氏を中心とする党内勢力が激しく反発する中、「決められる政治」を実践してみせた首相を、私は評価する。
『週刊ダイヤモンド』 2012年7月7日号
新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽
http://jinf.jp/articles/archives/8074
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■批判姿勢から一転…橋下市長が首相を高評価
大阪市・橋下市長は10日、これまで批判してきた野田首相の政権運営について高く評価した。
橋下市長「やっぱり野田首相はすごいですよ。集団的自衛権についてもこれから議論されて、TPP(=環太平洋経済連携協定)についても参加表明するとか、当初言っていたことを着実に進めている。大阪都構想も5党と協議して決めたでしょ。税も上げられて、これから社会保障の議論もしていく。もう自民党と民主党の中で再編が起こるんじゃないですか」
橋下市長はこれまで、消費税増税などについて「前回の総選挙の時に言っていたことと違う」などと野田政権を激しく批判してきた。従来の対決姿勢から一転した形の今回の発言については、政界再編と、民主党や自民党の一部との連携をにらんだものとの指摘もある。
日本テレビ系(NNN) 7月11日(水)8時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20120711-00000014-nnn-pol
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(筆者の評論)
三文芝居を繰返す売国奴谷垣を笑ってやれ!
谷垣は上記ニュースを歯ぎしりをしながらみたのではないか?
菅総理(当時)が復興法案への協力を自民党に持ちかけると、「自民の考える財政健全化(増税)に協力することが条件だ」と恫喝を繰返した。
この恫喝は、チンピラや地上げ屋の様にタチが悪く、谷垣の人間性がよく現れたものだ。
東北の復興に関しては、与党も野党もなく全力で協力しあって当たって行かなければならない急務の筈だ。
ところが協力する条件が増税だと言うのだから、自民党は一体どこの国の政党なのかと疑うほかない。まさに軽蔑の対象である。
谷垣の計算では、民主党に増税を押し付けることで政府の評判を落としてやろうくらいの考えがあったのだろうが、上記ニュースでは賛美されている。
増税を政府に強要した谷垣としては、「よい評価は私のお陰だ」と言いたいのではないか?
しかし、どんなにあがいても谷垣が評価されることはないだろう。
増税を条件にユスリをする売国議員など、なんら評価にあたいしないし、ますます自民党の器が小さいことが露呈したに過ぎない。
保守政党なんて虚勢はもはや絶対に通用しない。どうみても売国政党である。
TPPも本来は賛成であるが、与党の向こうを張る意味でわざと反対のふりをしている。
すべてを見抜いた小泉進次郎が、自民が与党なら推進で、現状表向き反対なんて整合性がとれないと批判している。
賛成・反対の結論を一旦は据え置きにして半年近く保留にしたことが総てを物語っている。
原発に関しても東電から7億もの献金を受けてその安全性を誤摩化し日本を亡国に追いやった罪は大きい。
谷垣・石破は、原発は自民党にも責任があります。と明言だけしたが、具体的に何をどの様に責任をとるのか一切明確にしないまま月日が過ぎた。
このいい加減さが、自民党の正体であり、実態であると言わざるをえない。
非常に、いい加減で汚い政党である自民に政権を戻す必要など絶対にない。また日本が腐敗するだけである。
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