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なぜ自民党の憲法改正論に騙される右派(自称)がいるのか? 〜情報を精査し本質を見極めよ!〜

自民党>安倍首相、改憲に地ならし開始 党内には波紋も
 安倍晋三首相(自民党総裁)は15日、自民党政権交代後初めて開いた「憲法改正推進本部」の会合に出席し、改憲への意欲を重ねて示した。改憲は、政府 が同日、論議を再開した国家安全保障会議(日本版NSC)の創設と合わせ、第1次安倍内閣で果たせなかった「宿題」。与党内には慎重論があるが、首相は実現に向けた地ならしに着手した。

 首相は会合で「結党の目標の一つは占領時代の仕組みの見直しだ」とあいさつ。その後、報道陣には公開されず議論が進められた。
 出席者によると、首相は「自衛隊」の名称について「海外の軍隊から『自分だけを守る軍隊』と言われる場合がある。誇りを守るために変更が必要だ」と述べ、「国防軍」への見直しを改めて主張。そのうえで「まず96条からやっていこう」と語り、憲法96条にあ る改憲の発議要件(衆参両院の3分の2以上の賛成)の緩和を最優先する考えを示した。(略)
http://mainichi.jp/select/news/20130216k0000m010080000c.html

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なぜ自民党憲法改正論に騙される右派(自称)がいるのか? 〜情報を精査し本質を見極めよ!〜

私は右派の一人として、なぜこんなにも自民党憲法改正論に騙される人がいるのか理解ができない。
強い日本を目指すからこそ、自民党の改正案に反対です!

まず一つ一つを検証をすべきである。
安倍晋三と言うと誤認から自衛隊に明るい印象を持っている人がいるが、実はそうではない。
現在の憲法改正論は、小泉純一郎が提言したものが元となっており、これをそのまま安倍が踏襲して来た。
しかしながら、小泉/安倍政権での憲法改正論は非常に評判が悪かった為に、表面をかえて国民に支持させようとしている。

これまでの自民党の主張
・米国の後方支援の為に自衛隊を合法的に派兵したい。
・米国ほかに給油活動を合法的に行いたい。
・米国に向かって行くミサイルを日本が撃墜したい。

まともな保守派なら誰でも理解できることだが、日本国の防衛を強化する為の憲法改正ではなく、よりアメポチになる為の憲法改正である。
状況証拠は多々ある。
小泉政権の時に、アメリカが行う戦争に人的な貢献をしろ!と言う要望をうけたと思うが、憲法を理由に現状ではできず改憲するまでまって欲しい!と言う打診をしたのが小泉である。
本来、小泉は自分の代だけで完結する予定であったが、できなかったので安倍に引き継がせた。

現状の安倍に於いても、就任してまもなく米国に連絡をし「憲法改正をしようと思っています」と打診している。
ここですべての国民が誰の為の改憲なのかを気がつかなくてはいけない。
改憲は自国の問題である筈なのに、真っ先にアメリカにその意向を連絡したのは一体なぜなのか?
それは、いよいよ改憲を行い海外派兵を本当の意味に於いて合法的に行い、アメリカの第二軍として自衛隊を派遣できる様になりますよ!と言う意味がある。

ここで、私の論が間違っていると思う人がいるだろうから、なぜその様な結論に達するのか更なる状況証拠を提示したい。
どの様にしたら国防力があがるのか?
これまで自民党は、竹島問題を放置している理由として「戦争放棄条項」があるからだと強弁して来た。
これは「二国間の争いを武力によって解決してはならない」とする条文である。
自民党憲法改正には、この戦争放棄条項の削除はないが、この理屈で言えば対馬に韓国軍が上陸しても何もしない自民党と言うことになる。
自衛隊の足枷になっている条文の削除こそが、国防力が引き上がることである。

ではなぜ自民党は、大事なことをしようとしないのか?
これは実に簡単な理由であり、アメリカに人的な貢献をしろ!と言われたからこそ改憲を急いで来た訳で、自国の防衛力を引き上げる為の憲法改正ではない。
私は、自衛隊員にも国賊自民党の蛮行を見破って抗議して欲しいと思っています。

かつてアメリカがベトナム戦争をした時に、韓国軍を従えて戦争をしました。
指揮は米軍が取り、韓国軍にああせい!こうせい!と言い、こっちに回れ!ここを攻撃しろ!と、あたかもアメリカの第二軍の様な扱いをされた訳です。
こうした事例と同様に、アメリカの戦争のお供に自衛隊を第二軍として参戦させようと言うのが、国を売る売国勢力の自民党である。
ブッシュが言いなりに動く小泉をなんて言ったのか?「日本には小泉と言ういいやつがいる」と言うのだが、言いなりだからこそ「いいやつ」なんじゃないですか。

アメリカの戦争に良い様に利用されて自衛隊に戦死者が出た場合、その遺骨をうけとる家族はどの様な気持ちになるのか?
私は純粋に日本の国防力を引き上げる為に力を注ぐべきだと言いたい。

>首相は会合で「結党の目標の一つは占領時代の仕組みの見直しだ」

右派で騙される情報弱者がいるのは、安倍の嘘が上手過ぎるからではないのか?
安倍は、米国に追従することこそが良い政治だと明言して来た。
そして憲法改正に関しても、真っ先に報告・連絡・相談をしているのがアメリカである。
学校の授業にヒップホップを強制的に入れたり、アメリカの州制にあこがれて道州制の導入とか、どれだけ大和魂とは無関係なのか?
これこそが、まさに戦後体制からの脱却ができていない証拠である。

天皇陛下への扱いも、実に失礼極まりなく、地方分権を行い伝統的な保守政治に決別をし、ますます天皇陛下を飾りにすると言う国賊自民党である。
よりアメポチになる為の憲法改正など、税金の無駄でしかない。
国防力も引き上がらない改正では、名称変更に伴う自衛隊サイトや広報誌のなどの改訂だけに税金を浪費してしまうことになる。
右派・左派・中道いずれの立ち位置の人も国賊自民党改憲の本質を見抜くべきである。