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石原慎太郎、野党としての毒舌が出来ていない

★<維新>石原氏「軽い脳梗塞だった」 議員辞職は否定
 日本維新の会石原慎太郎共同代表は30日、東京都内の日本維新の会国会議員団本部で記者会見し、入院の理由について「軽い脳梗塞(こうそく)だった」と説明した。議員辞職については「誰がそんなことを言っているのか」と否定した。
毎日新聞 2013年03月30日 13時18分(最終更新 03月30日 18時28分)
http://mainichi.jp/select/news/20130330k0000e010214000c.html

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石原慎太郎、野党としての毒舌が出来ていない

反米保守と言われる、石原慎太郎だが、野党としての毒舌が出来ていない。
竹島に韓国のイが上陸した時に「これはしょうがない、今となってはどちらの領土か分からない」などと発言をしたり、TPPに関しても「反対だけれど、決まっちゃったのだから仕方ない」など独自の毒舌は聞かれない。

自民党が維新との連立を希望せず、言ってみれば裏切られている訳だから、厳しい与党への追求を期待した人もいるのだろうけれど、大砲は空砲になってしまっている感がある。
いや空砲と言うより、なにも撃たれていない状態だ。

石原慎太郎が好きではない人は、ステルス自民と呼んで自民党分室だとしているが、自民党売国に突っ込みを入れない保守はあり得ないので不評も仕方のないことではないだろうか。
ただ、怒ると体調も悪くなるだろうから、限界もあるのかも知れないが。

石原慎太郎の支持者と自民党の支持者は、重なる部分がある様だが、これはある意味おかしなことだと言える。
石原の本に「NO」と言える日本があるが、これまでアメポチになって来た自民党の無能さに気がつかせようとする部分がある。
しかしながら安倍晋三は、アメリカ追従型の政治が良い政治だと明言しており、アメリカに迎合をし「NO」と言えない日本にしている。
改憲に関しても日本国の防衛力を引きあげることが主な目的ではなく、アメポチ派兵の為の改憲であり、これを正直に国民に伝えるとウケが悪いのでことば巧みに愛国心を煽る言い方に改ざんしているに過ぎない。

安倍のこどもじみた矛盾点を国会で指摘する真の保守は中々現れない。
安倍晋三は、戦後体制からの脱却が出来ていると思っているが、誰よりも出来ていないのが安倍自身ではないか。
GHQ吉田茂が共謀をし、皇室縮小と財産没収を行った結果、女系天皇の可能性が言われて来た訳だが、安倍はそもそもの原因に言及しようともしていない。
小泉純一郎有識者会議を設置して、全員一致で女系天皇もアリだと結論が出た時も、正面から小泉と喧嘩をしていない。
小泉が尖閣諸島の試掘をすべきではないと言った時も、安倍は何ら文句を言っていない。
ものごとの根本に触れようともせず(確信犯だが)、なんでも民主党のせいにするお粗末さは保守ではない愚行であると言える。

伝統的な保守政治と決別する道州制の導入や、地方分権を推進しているのが、朝鮮自民党である。
そもそも中央集権の概念は、天皇陛下はひとりであり、国の中心人物である元首に権力が集中する様に考えられている訳だが、GHQが剥奪した天皇陛下の権力も戻そうとせず、ますます飾りとなってしまう分権を推進しているのが朝鮮安倍である。
安倍自身がGHQの敷いたレールをひたすら走るGHQの分身的な存在であるにも関わらず、戦後体制からの脱却が出来ていると思っていること自体がそもそもの間違いとしか言い様が無い。
GHQの押し付けを改善してこそ、戦後体制からの脱却ではないのか。

本来、石原的な存在の人間は、こうした愚行を繰返すGHQに洗脳されたやつを批判して、本当にそれでいいと思っているのか!と正すべきだろう。
それが出来てこそ、与党と対峙する野党の保守と言うことになる。
体調もあるだろうけれど、石原自身が自民党に「NO」と言えなかったら、価値は見出せないだろう。