☆ガダルカナルから旧日本兵遺骨帰国…海自艦到着
太平洋戦争の激戦地だったソロモン諸島のガダルカナル島で収集された旧日本兵の遺骨を乗せた海上自衛隊の自衛艦が２４日、東京・晴海ふ頭に到着した。
海外から日本に遺骨を運ぶのに、自衛隊が協力するのは初めて。海外で戦没した約２４０万人のうち、約１１３万柱が未帰還とされており、政府は来年の終戦７０年を前に遺骨収集を加速させる。
遺骨を運んだのは、海自の練習艦「かしま」。隊員は、白い布に包まれた箱に納められた１３７柱の遺骨を胸に抱え、「かしま」のタラップを下りた。厚生労働省は身元の特定を進め、遺族に引き渡したい考えだ。
終戦７０年を前に政府は遺骨収集を強化する方針を示しており、ガダルカナル島にも９月に派遣団を送って遺骨を収集。若手幹部の遠洋練習航海で９月に同島に入港していた「かしま」に運んでもらうことにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141024-00050064-yom-soci
（解説）
自民党狂信者は、マスコミに偏向から叩かれていると述べているが、逆に偏向から得をした部分も大きい。
かつて民主党が野党だった時に菅直人はこの様に提言をした。
「国が徴兵をして外国の戦地に日本兵を送り込んだのだから、英霊の遺骨収集も国家責任に於いて行うべきじゃないか。」
これに対して、自民党はスルーを決め込み、安倍も言及することは一切なかった。
しかし、はれて民主党が政権になり、菅直人は英霊の遺骨収集に力を入れて大きな成果を出した。
自民党が、いやらしく参拝するから票をくれ！とアピールするのとは対照的に、非常に地味で目立たない作業であったが、兵士たちの家族は諦めていた遺骨が戻る人もいて、良かったのではないだろうか？
菅直人の取り組みが、一定の評価を得ていると分かると、卑怯にも安倍が言ったのは「英霊の遺骨収集に加速度をつけるべきだ」である。
どれだけ自民党の議員が、いやらしい性格なのか分かりますか？
菅直人が呼びかけた時には、見向きもせず、協力もせず無視をして来たにも関わらず、成果が出たとたん自民党政権でも！って言い出す。
この連中には、信念とかはないんでしょうか？
菅直人が、硫黄島での遺骨収集に参加した際に、たち日の平沼とかはいたが、安倍の姿はなかった。
安倍は靖国参拝以前に、米国のアーリントン墓地を訪ねて日本兵を殺した米兵の墓に手を合わせている。
これに関しても、順番が逆じゃないのか？と思えるのである。
国際条約に違反する無差別爆撃、原爆の投下、病院船や民間船の撃沈。
米国は、国際法を守らない戦争をしたが、吉田茂は米国に助けられたと述べている。
自民党の前身がこれだから、現自民党も日本兵を殺した米兵の墓に手を合わせる人が出て来るのだろう。
終戦７０年でも米軍に接収されて日本人が出入り出来ない土地は沢山ある。
空母信濃を建造した横須賀の大型ドッグが、いい例である。
何も言えず、１８００億円を無償で献上して５分５分の関係と捏造する自民党は、戦後体制の脱却など出来ないのである。
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