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民主党が導入を決めた水陸両用車、自民党防衛の矛盾と浪費を斬れ!

★<陸上自衛隊>近く導入の水陸両用車AAV7を報道公開
 陸上自衛隊は9日、導入に向け試験中の水陸両用車「AAV7」を富士駐屯地(静岡県小山町)で報道陣に公開した。海上輸送艦から海岸まで航行して上陸する特殊な装甲車で、米海兵隊イラク戦争などで使用したほか、韓国や台湾なども保有している。

 AAV7は全長約8メートル、幅約3メートル、重さ約22トンで、最高時速は海上13キロ、陸上72キロ。操縦手などを含め24人乗り。沖縄県尖閣諸島など離島防衛強化のため、2018年度までに陸自が新設する水陸機動団などへ計52両を導入する。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=voice&id=3266422

(解説)

この車両を導入する意味と意義を説明したい。
仮に、中国軍が沖縄や九州に上陸した場合、日本側が逆上陸作戦を展開する時に役立つ。
逆上陸作戦は、沖縄や九州を取り戻すために行われる。

この考え方は、防衛を二段階で考えた場合から来ている。
中国軍の輸送船団が領海侵犯をし、日本上陸を目指す形で出て来た場合、普通は海上自衛隊が雷撃戦などで撃沈する。
上陸させてから叩くのではなく、輸送船ごと上陸部隊を海に沈めるのが一番効率がよい。
これを完遂することなく、敵を撃ち漏らしてしまい、上陸された時に水陸両用車が役立つ。

あと、海自、陸自、でそれぞれ装備を考えて連携のないのは、縦割り組織を意味している部分もある。
敵が上陸をする時は、日本に制海権や制空権がない時な訳だから、その段階では陸自がまともに動けるかどうかも疑問だが、とにかく手厚い防御にしようと言うものだ。

ただ、私が自民党の防衛観に賛同しない理由がある。
自民党は、中国に対して3兆円もの支援を行い、今でも300億円の血税を献上し、さらに技術支援までしている。
また、自民党はイギリスやフランスを同盟国と考え、頭が上がらず言うべきこともいわないが、中国の戦車の開発にイギリスやフランスの企業が参加している。

故意に中国が繁栄するように仕向けて、GDPでも抜かれる様にしたのが自民党であるが、それで「中国の軍拡ガー!」というのはシラケるばかりである。

これまで民主党が、ODA適正会議の設置、ODA削減提案、中国製品の関税0化解消、レアアースの一国依存度の減少など、真の脱中国策を実施し国益を確保して来たのとは真逆の形で政治を行っているのが自民党である。
偏向をせず、まっすぐにみれば、民主党の考え方が正しく、自民党の方が間違っていることが分かる。

追記

田母神がいうクラスター爆弾の重要性も縦割り組織から来る発想です。

中国の輸送船団が、日本上陸を目指して来た場合

1.海自が中国の輸送船団を全艦撃沈
2.上陸された場合、空自がクラスター爆弾で殲滅
3.残った中国の地上部隊を陸自で殲滅

一番、税金の浪費をせず効率的なのが、中国の戦車が輸送艦に乗ったままの状態で、
全部撃沈すること。

クラスター爆弾の新型・旧型の両方を撤廃することを決めたのが自民党にも関わらず、
支持をする田母神は、おかしい部分がある。

防衛大網に、対中シフトを戦後はじめて入れたのが民主党にも関わらず、
田母神が、民主党を認めようともしないのは大変な矛盾だ。