真実の政治家 保守派通信 日本創造の会

消費税の減税、年金問題の解決、日本を戦場にしない

集団的自衛権は、米国への戦争加担の為、対中国向けではない!

☆日中が“ハイレベル政治安全保障対話”
 日本と中国が、政治や安全保障政策など様々な懸案について、継続的にハイレベルでの対話を行っていくことで合意しました。
 中国を訪問中の谷内正太郎国家安全保障局長は16日、楊潔チ国務委員と、夕食を含めおよそ5時間半にわたって会談しました。両者は、日中関係の改善と発展のため、今後も継続的に政治や安全保障政策などについて、率直な意見交換を行っていくことで合意しました。

 「日中がハイレベルな政治対話の開催を決め、両国関係の様々な問題について突っ込んだ意見交換をすることは、戦略的意思疎通を強化するうえで重要な措置です」(楊潔チ国務委員)

 同行筋によりますと、楊国務委員は谷内氏の要請に応じ、次回の対話のための日本訪問を承諾したということです。

 また、会談の中で楊氏は、16日、安保関連法案が衆議院を通過したことについて、「国際社会は日本が専守防衛政策を放棄したのかと疑わざるを得ない」と批判。それに対し谷内氏は、「特定の国を対象にしたものではなく、日本の平和国家の歩みに変化は無い」と説明したということです。

 会談では、安倍総理が9月上旬にも検討しているとされる中国訪問についても話し合われたものとみられます。(17日02:05)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150717/Tbs_news_38120.html

(解説)

ネットには、おかしな論が沢山書かれています。
集団的自衛権を肯定する意見として「中国が襲って来たらどうするんだ!」というものです。

中国が襲って来たら、個別自衛権の発動です。
集団的自衛権は、あくまでも、米軍を助けるものですから、自衛策とは違います。

安倍が、集団的自衛権を急ぐのは、米陸軍の4万人削減にあわせて、米軍を助けることを確約することで、米国の負担を少なくするというもの。
米国は、自国の経済に集中したいので、そういう選択をしています。

自民党は、これまで中国に3兆円も献上して、安倍政権でも900億円も無償献上しています。
何かにつけ、中国ガー!というのは痛いですね。

ガス田櫓の問題も放置している自民党なんだから、集団的自衛権とか、それ以前の問題でしょ?

中国に米国企業の生産ラインが沢山ある中、有事の際に米軍が助けてくれるかどうかは、微妙だと思いますよ。
安保があっても、竹島北方領土は、完全に放置ですしね。