真実の政治家 保守派通信 日本創造の会

消費税の減税、年金問題の解決、日本を戦場にしない

共産、生活の支持者も誤認、偏向からの民進党消費税論

☆消費税上げ賛否示さず=凍結論に配慮か—民進・岡田氏
 民進党岡田克也代表は29日のテレビ朝日番組で、来年4月に予定されている消費税率10%への引き上げについて「上げる、上げないを私は今、言うつもりはない」と述べた。岡田氏は予定通りの増税に前向きだが、党内で旧維新の党出身者を中心に増税凍結論があることや、夏の参院選で共闘する共産、社民、生活各党が増税に反対していることに配慮したとみられる。

 岡田氏は野田内閣の副総理として消費税率上げの決定に深く関わり、着実な実施を主張してきた経緯がある。28日の民放番組では、経済状況の見極めや行政改革の徹底などを前提に挙げ、「条件を整えた上で(10%に)上げていくべきだ」と明言していた。 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=voice&id=3921258

(解説)

先日、民進の岡田氏が「条件を整えた上で上げていくべきだ」と述べたことに関して、増税推進のようにマスコミが報じたが偏向である。

しかしながら、共産、生活の支持者も、マスコミの偏向が見抜けず、民進の批判ばかりだったかと思うが、そもそも増税の経緯を理解していない人が、あまりにも多い。

民主党政権時、東北の復興法案への協力を自民党に打診した際に、増税が協力条件であると恫喝された経緯がある。
この段階で、ねじれ国会であった為に、既に民主党単独では法案が通せない状態であったので、仕方なく自民党増税案をのむことにしたのが真相である。

岡田氏は、野田元総理と同じで増税推進者だという認識も間違っている。
民主党が、自民党に示した条件をよく精査するべきである。

・景気条項の厳守
格差是正の対策の取り込み
・100%福祉にあてる

民主党は、単に無言で自民党に協力を約束した訳ではなく、出来るだけ増税しない方向へ調整すべく、景気条項も織り込んでいる。
岡田氏の述べる、条件を整えた上でというのは、上記に列挙したしたことも含まれている。

共産、生活の支持者は、どのような理由にせよ、民主党増税に協力したではないか?と言いたい筈である。
では、増税を拒否して、復興法案も審議拒否がなされた場合、東北の人たちは何時までも救われないことになる。
だからこそ、条件つきで同意したのだから、批判なら自民党をおこなうべきではないか?

共産党支持者も、全体が見渡せず、自爆思想を持っていることを自覚すべきである。
鳩山政権時に、自民党は国会で増税を押し付けているが、ねじれ国会になる前の民主党は拒否している。
そんなに増税が嫌なら、些細なことで民主党を批判せず、協力的な姿勢でいたらよかったじゃないですか?
批判ばかりで、政治が上手くいくように、何も協力せず単に「騙された」を連呼するのは、政治に対する参加意識がない証拠である。

子供手当、待機児童受け皿拡大、使い捨て派遣の禁止、いずれも政治妨害をしたのは自民党である。
妨害している側を批判せず、妨害されている側を自民党狂信者と一緒になって、叩くのは明らかにおかしい。
この国の政治がおかしいのは、政治をみる側にも問題があるからに他ならない。
ニュー速や、まとめサイトに記載されているデマを事実だと思い込んで、国民の味方の側を叩く。
これじゃ、良くならないのは当然である。

筆者は、自民党本部に苦情を入れ、民主党増税を押し付けるのはやめるべきだと抗議した。
日本のことなのだから、条件などつけず、復興法案に協力すべきだと意見具申をおこなっている。
政治に参加せず批判ばかりの人は、このくらいの努力をしようと思いませんか?
単にミンスガー!ばっかりじゃ反日の外国人と同じじゃないですか。