真実の政治家 保守派通信 日本創造の会

消費税の減税、年金問題の解決、日本を戦場にしない

億ションに停滞?普通のマンション購入も停滞では?

☆いま、国内富裕層が相続対策で「億ション」を買わない理由
日本における富裕層とはいったいどれくらいの資産を所有している場合を指すのかは、非常に難しいところであるが、一般的には「富裕層」と呼ばれる人たちは次のように定義されることが多い。世帯年収が3000万円以上・保有する金融資産(不動産を除く)が1億円以上だ。

富裕層が一般人以上に気にしているのが「税金」の存在だ。彼らはいかにして節税するかを知りたがっている。投資商品の中でも節税効果が高いのが不動産である。大きく分けて「減価償却」と「相続における固定資産の評価減」の2つを利用して節税している。
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20160605/zuuonline_109243.html

(解説)

記事のように億ションだけに停滞があるのでしょうか。
筆者の実感としては、普通のマンション購入にも停滞感があるように思いますが。

安倍自民がおこなっている物価上昇は、人の生活費を引き上げてしまっています。
先日、非常に綺麗にリフォームされた物件を視察したのですが、投資物件としては割に合わないなということで、検討の取りやめをしました。

まず駅近で、内装はとても高級感があり、上品な仕上がりになっていました。
主に、女性向けを前提とした、デザインなのですが、非常にハイセンスで質感が優れている。
本当に、バッチリという内容なのですが、いざ投資物件として検討すると、採算性が乏しいんです。
これじゃ、おさえる意味がありません。

どれだけ優れた内装でも、その優位性は拡大解釈をしても、10年程度だと思います。
内装のデザインにも、流行すたりがあって、時代時代で傾向が違います。
今、最上級で来ている内装デザインが、10年後以降も有効かどうかなんて分かりません。

私が、リフォームを入れた時には、中間色が流行っていて、濃くもなく、薄くもなくっていう内装が流行っていました。
家具もそうで、中間色(ナチュラル系)が流行っていました。
今は、濃い色と薄い色を組み合わせたメリハリのある配色が流行っています。
最新の内装と比較して、私の家は、やや古く感じるようになりました。
このようにして、時間経過が、古さを感じさせるようになって来ます。

投資物件として、確保しても、家賃収入が順調にあるとは限りません。
まず、内装の流行から、10年も経てばその優位性が失われていく訳ですから、再リフォームも必要になって来ます。
共益費、なにかあったら自己負担の分、修繕して見栄えのいい状態の維持、
そうして考えると、家賃収入なんて、ほんの微々たるものでしかありません。
場合によっては、ボランティアに近い状態にすらなります。

私は、マンション価格が底値の時に購入していますが、同じ内容の物件がバブルの時には、2倍の価格でした。
今現在、オリンピックに理由をつけて、再びバブルを起こそうとする人がいますが、庶民には有り難くないですね。

ある学校の学長がこう述べています。※最不景気のころの話しです。
「不景気はいいことばかりだ。バブルのころに10億円以上の値がついていた高層ビルが、今3億にまで値下げしても誰も買い手がつかない。従来の価格の何分の一という状態でビルが手に入った。」

私も、こういう考え方が好きです。
自分の購入したマンションもそうですが、バブル期は2倍の価格だった訳ですが、半分のお金で買えた訳ですから、物価が低くなることは庶民が幸福を手に入れ易い状態になるってことです。
デフレが悪いっていうより、一般の人はむしろデフレを好んでいるところがあると思いますよ。