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米国武器販売、ロッキード事件ニクソン時代と本質は変わらない愚!

☆米、日本に高性能空対空ミサイル供与へ トランプ政権下で初

 米国務省は4日、日本に対して高性能の空対空ミサイル約1億1300万ドル(約127億4千万円)相当を売却する方針を決定し、議会に通知したと発表した。トランプ政権発足後、日本への武器供与が認可されるのは初めて。
 供与されるのは、米レイセオン社製のAIM120発展型中距離空対空ミサイル(AMRAAM)56発と関連部品。同ミサイルは発射後に自力で目標に向かっていく自律誘導能力を備えているほか、特定の火器管制システムと組み合わせることで複数の目標を同時に攻撃することができる。北朝鮮情勢の緊張が高まる中、航空自衛隊による防空能力や米爆撃機などの護衛能力の向上が期待される。
http://www.sankei.com/world/news/171006/wor1710060003-n1.html

(解説)

米韓演習を重ねて、北に軍事的挑発を長期的に行って来た。
これを受けて北は、対応策として、対米戦を意識したミサイル開発に乗り出して、試射を繰り返している。
米国が、米韓演習自粛を外交カードに使えば、北は乗らないことはない。

さて、表題にロッキード事件ニクソン時代と本質は変わらないと記載した。
ニクソンは、米飛行機会社から多額な金をもらっていて、日本にP3CとE2Cを売り込む様に言われていた。
そうしてニクソンの依頼から、国産機開発を諦めて、100機以上ものP3Cを購入した。

米国は、ロシアの潜水艦を探査したいと考えていたが、米国がやると多額な負担になる。
そこで、日本にP3Cを購入させることで、米国がやるべき防衛の肩代わりをさせたのである。
米高官は、「日本の金を利用して米国の軍事力を引き上げる目的でやっていた」と述べている。

本件も、同じことでは?
もう何年も自民党は、同じことを国会で述べて来た。
「米国に向かって行くミサイルを撃ち落としたい」
ニクソン時代と同じ様に、日本にこうせい!ああせい!という指示が米国から出ているとしか思えない。

北が弾道弾を開発して、核搭載可能と分かると、日本と韓国に売り込みを強化している。
ようは、日本の防衛というのは、P3Cの時の様に建前で、米国に向かって行くミサイルを撃ち落とさせる様にしたいのが本音だ。
それなら、無償供与でもいい筈だが、米高官の発言を思い出して欲しい。
「日本の金を利用して米国の軍事力を引き上げる目的でやっていた」
長年この概念で、日本がいいように利用されて来たことは、事実であると言える。