真実の政治家 保守派通信 日本創造の会

消費税の減税、年金問題の解決、日本を戦場にしない

第二の裏ロッキード事件、安倍自民の理論・防衛矛盾の愚

☆陸上イージスの運用費5000億円超、レーダーはロッキード
防衛省は30日、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」のレーダーに、米ロッキード・マーチンの「SSR」を選定したと発表した。土地の造成費や30年間の維持費、ミサイルの取得費なども含めると、イージス・アショアの運用経費は総額で5000億円を超える見通し。配備時期は当初予定の2023年度から遅れる可能性がある。

イージス・アショアは、イージス艦に積んでいる迎撃ミサイルシステムを陸上に配備したもの。現行のイージス艦よりも新しいレーダーの搭載を決めたことで、本体の取得費は2基2680億円と、防衛省が当初説明していた1600億円から6割以上膨らむこととなった。

小野寺五典防衛相は記者団に、北朝鮮が過去に発射した高い軌道の弾道ミサイルや、複数のミサイルを同時に発射する飽和攻撃にも対処できるようになると説明。「最新鋭のレーダーを搭載することで、わが国の弾道ミサイル防衛の能力は飛躍的に向上する」と語った。

30年間運用した際の維持費と教育訓練費も加えると、4664億円になる見込み。これ以外に土地の整備費、機器を収納する建物の建設費、ミサイル発射機の取得費、光熱費がかかる。搭載するミサイルも別途調達する必要がある。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=voice&id=5222406

(解説)

自衛隊の装備購入には、大きく分けて二周類がある。

1 自衛隊が長年想を練って自国の防衛に必要なものを購入する
2 裏ロッキード事件、本件の様に、米国の政治家からゴリ押しされて購入する

である。

事例、裏ロッキード事件とは、表向きのロッキード事件は囮であり、本筋は米軍用機のゴリ押しであった。
ニクソンが、日本の政治家(中曽根)に直接電話をかけ、日本の軍用機開発を中止して、米国製を買う様にゴリ押しをして来た。
最終判断をしたのは、田中角栄で、国産機の開発を断念して、米国の言いなりになる。
ニクソンは、米航空機会社と癒着しており、多額な賄賂を貰っていて、日本に米国製軍用機を売り込む約束をしていた。

こうしてニクソン汚職の為に、日本の政治家、及び、自衛隊などが大きく振り回される事態となったのが、裏ロッキード事件
表向きの、旅客機に係る賄賂問題は、国民の目を欺く策でしかなかった。

さて、トランプは、日本に迎撃ミサイルを売りつけることを明言していた。
そして、トランプ来日直後に、国産ステルス機の開発が頓挫、さらに陸上自衛隊車両の開発中止と相次いだ。
自民は、年次改革要望書に従ってか「米国に向かって行くミサイルを撃ち落としたい」と述べ、改憲理由のひとつとしていた。

これらのことを、すべて点と線を結ぶと、答えがみえてくる。
つまり、陸上イージスは、米国へ向かう北の核ミサイルを撃ち落とす為に購入されたものだ。

そして大きな、理論・防衛矛盾が発生している。
安倍自民は、北に核ミサイルの開発を止めさせるべく(表向きの大義だが)、5兆円の無償献上を確約している。
にも、関わらず、核ミサイル撃墜の為に、陸上イージスを購入するのは、大矛盾ではないか?

そもそも、トランプが大声で北への経済支援を約束したが、その金が、左翼安倍の5兆円無償献上だと言うことも、実にバカバカしい。
左翼安倍らは、単にトランプに振り回されて、装備を購入して米国に大金を流したり、米国の約束を肩代わりしているだけになる。
これでは、属国そのものではないか?

本件は、北からみても、胡散臭くやる気がなくなることでもある。
核ミサイル開発を断念を示しているが、ミサイル撃墜の為に、陸上イージスが配備されることは、刀をさやに納めていないことになる。
日米が信用出来ない存在だと言うことになる。
これらから、何時までも争いが継続することになるのでは?