私は、安倍狂信者の考えも、共産寄りの考えも、どちらもピンと来ない。
なぜピンと来ないのかと言うと、本当に大事な部分から、視点が逸れているからだと思う。
米国にもたれ掛かる防衛で日本が助かるとする、安倍狂信者。
今直ぐ、そうじゃなくても戦争が起こると騒ぐ、共産寄り支持者。
私には、どうも表面の話ばかりに聞こえて、もっとも大事な部分は何なのか、見落としている気がする。
尖閣諸島は、安保の適応範囲と言いながら、外交ルートで米国は、尖閣諸島問題は、基本的に日中間の問題。
米国は、不干渉だと言い切っている。
にも関わらず、平和ボケからか、日米安保こそ最強！と述べる、安倍狂信者。
もたれ掛かり防衛が、米国に都合がいいのは、沢山の軍需品を米国から購入することになり、米貿易に潤いがあるからだ。
同時に、依存型防衛は、米国がいなければ何も出来ない骨抜きになることであもある。
かと思えば、あたかも今直ぐにでも、戦争になる様な演出で迫り、共産党に支持を向けさせようとする勢力もいる。
問題は、自ら進んで米国の属国化を進む、自民公明により、米国がやりたい戦争に日本国が付き合うこと。
そうすることで、直接的敵対関係ない国とも、交戦状態になる。
米軍支援を、正面から宣言することは、米軍加担の国です！と言い切ることなのだから、当事国に取って宣戦布告を意味する。
（イラクが、イスラエルに弾道弾を発射したのは、米軍支援国という認識からだ。）
私は、安倍狂信者、共産党支持者の、極論は煽動論でしかなく、もっと等身大の情報が日本に流れるべきだと思っている。
現在でも、憲法範囲内で「防衛型弾道弾」を保持することは可能で、米国の核の傘から出ることが可能だ。
（当然、抑止力なので核ではなく通常弾。先制攻撃には使わない条文を設ける。）
これは大きな戦力として計算されるので、人材不足から来る、徴兵制も避けられる利点がある。
やれることも、やろうとせず、表面的な話ばかり幾ら聞かされても、常にバカバカしい気持ちで一杯になって来る。
日本国民が、主張すべきは、やれることをまずやって、米国依存型防衛から脱却した上で、不必要な米国戦争加担をしなければいい、だけのことではないか？
終戦記念の日をもって、一区切りとする考えは毎回あるが、日米関係をどの様に改善すべきかも議論はなされない。
安倍狂信者が、これでいいんだ！と言うばかり、共産党支持者は、戦争の危機を誇張するばかり。
本当に、必要な議論すら見つけられてない人が多い様に思うのは、私だけでしょうか？
