★ついに発見と話題の戦艦武蔵、大和と比べて“地味”だが魔物とよばれた生涯
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(解説)
この部分は、小説を事実だと思い込んだ結果だと言える。
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なぜか武蔵だけ明るいグレーに塗り直しています。艦長が四代目、副長が二代目だったため『死(しに)(四二)装束(しょうぞく)』ではないかという不吉な噂が一部乗組員の間に流れました。また、艦隊の“被害担当艦”として、あえて敵に目立つ色にしたとの説もあります」
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よく日本軍が悪く言われる原因に、捏造小説を事実だと誤認したものが多い。
吉田満の「戦艦大和の最期」がそのいい例であるが、救助に来た駆逐艦が内火艇を出して、しがみついて来る日本兵の手首を軍刀で切った事実などない。
同様に武蔵が故意に標的になった話もそうである。
戦艦武蔵の塗装が明るめなのには、次の原因があると言われている。
シンガポールを日本軍は攻略するが、そこにイギリス軍が残して行った塗料を、勿体ないから破棄をせず使用したとする説がある。
私の推測も交えると、イギリス海軍色をそのまま使用したのではなく、日本軍のものも混ぜたのではないかと推測する。
血税を投じて建造した武蔵を故意に標的にする訳がない。
これまで、主砲の衝撃で照準機が故障したとされた件も、米軍機の爆撃で故障したとの説が有力となっている。
どうも、タチの悪い小説などが、事実と混同されて来たことが多いようである。