図々しいアメリカ 安倍は外交カードの使い時期を間違えた

★＜米大統領＞「ＴＰＰ、日本は大胆な譲歩を」首脳協議で
　米ホワイトハウスは１５日、同日の日米首脳電話協議に関する声明を発表、環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）交渉を巡り、「アジア太平洋地域の繁栄と統合のために大胆さが求められている」と強調、日本政府に一段の譲歩を求めた。

　声明によると、両首脳は電話協議で、ＴＰＰの経済的・戦略的な重要性に合意。その上でオバマ大統領が直接、日本側の「大胆な譲歩」を求めた。

　これまで米側は、政府高官が安倍政権の成長戦略を引き合いに「安倍晋三首相の大胆な構想をＴＰＰ交渉でも示してもらいたい」などの表現で、日本側に譲歩を求めてきた。年内の合意を目指す協議が大詰めを迎える中、今回はオバマ大統領が安倍首相に直接意向を伝えた格好だ。
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20141016/Mainichi_20141016k0000e020182000c.html

（解説）
アメリカがはじめた訳でもないTPPで、随分態度がでがいですね。
まさに親分と言ったところです。

安倍が訪米した際に、リニア技術の無償献上を約束して、気に入ってもらおうとするのですが、外交カードの使い時期を間違えています。
カードを切るのは、相手がなにか条件を言い、駆け引きしようとしている時であるべきです。

そんな時に、「ではリニア技術の無償献上ではどうか？」と話をぶつけて、日本の言い分を聞かせる様にするのなら、まだ理解できます。

そして売国奴谷垣が、民主党に言ったキチガイじみた要望で、「TPPに中国を入れるべきだ、中国をのけものにするな！」と言う暴論があります。
当然に、野田総理は無視しています。
ただですら、アメリカが親分ズラしているのに、そこへ中国を入れたら親分ズラするのが、増えます。
谷垣の発想は、異常で対中包囲網の意味すらもないです。

自民党の地方公約で、「TPP断固反対！」と言うのがあるのだから、リニアで取り入ろうとしたこと自体が変なのですが・・
いずれにしてもリニア効果がないですね。

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