米・露の隠された放射能問題は明らかにならない

☆核情報共有の枠組み構築＝濃縮ウラン減へ協力—日米共同声明
　日米両政府は1日午前（日本時間2日未明）、核セキュリティー協力に関する共同声明を発表した。

　核物質の適正管理に向け、核関連の秘密情報を共有するための枠組みづくりについて、両政府で協議を開始することなどが柱。

　安倍晋三首相はこの後、ワシントンで開かれた核安全保障サミット全体会合で共同声明について説明。その上で東京電力福島第1原発事故に触れ、「日本の核セキュリティーは福島の事故と密接不可分だ。原発の安全性、事故対策の知見を世界に広げていくことが日本の使命だ」と訴えた。

　共同声明は、京大の臨界集合体実験装置（大阪府熊取町）で保有する全ての高濃縮ウランについて、米国に引き渡して処分する方針を明記した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160402-00000001-jij-pol

（解説）

核情報の共有というから、これまで隠されて来た放射能情報が、もうその様なことにならないのかな？と思ったら違うんですね。

以前、米・露がおこなって来た核実験、チェルノブイリ事故などで、もの凄い量の放射能が日本にやって来たようですが、日本人に知らされることが無かったので、みんな気がつかずに生活していましたよね。

例えば、ビキニ核実験やチェルノブイリ事故で、日本に来たの放射能って、明らかに福島原発事故を上回る量の放射能で、その凄さを知ったら福島原発事故なんて、大したことないと思えるくらいだと言いますね。
情報提供がないものだから、何も対策をしないまま、みんな生活していたし危機感もなくやっていました。

放出された放射性物質のケタの違いが確認できます。
ビキニ環礁の核実験で放出された放射性物質は、甲状腺の内部被曝に換算すると福島原発事故など、比較になりません。

・ビキニ環礁・・・・・２００グレイ
・チェルノブイリ・・・５０グレイ
・福島浪江町・・・・・５ミリグレイ

別に、北朝鮮の核実験だけが、悪っていう訳じゃなく、バシバシ日本に放射能が来るのであれば、どこの国のものでも悪じゃないですかね？