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東宝「戦艦大和」を購入

映画「男たちの大和」の原点とも言うべき映画のDVDを購入してみました。
愛国映画と言えるかといえば、微妙です。
原作は、吉田満の「戦艦大和の最期」ですが、酷い自虐的な部分は削除されて映画化されています。
男たちの大和」と重なるシーンも出て来ます。

先頃話題の、吉田せいじと並んで、吉田満の「戦艦大和の最期」は朝日新聞に掲載されたことがあります。
小説として掲載されていたのですが、吉田満が元軍人であり、大和の乗組員だったこともあって、事実だと思われて来ました。

吉田せいじ、吉田満の共通点は、どちらも元軍人を名乗っていること。
日本兵の名誉を傷つけたのは、しょうもない元軍人を名乗る人たちでした。

吉田満が、初稿をあげた時に、GHQの検閲に引っかかり拒否されてしまいます。
その為に、日本軍を悪く書いて、通るようにした背景があります。
吉田満が、卑怯者のレッテルを貼られているのは、占領政策が終了してからも自身の虚構を訂正しなかったことです。

朝日新聞擁護ではないが、ある意味に於いてなら、朝日にも被害者の側面があるかも知れません。
元軍人を名乗る人間の書いた文章なら、信憑性があるだろうと判断して、吉田せいじの虚構を掲載した可能性もあります。
吉田満にしても、しかりで元大和の乗組員なら許せるかな?と判断した可能性もあります。

さて東宝戦艦大和」に戻り、まずまず観られると思いますよ。
男たちの大和」が今イチに感じる人なら、かえってこちらの方がピンと来るかも知れません。

上記にも書いていますが、自虐的な部分は削除されています。

虚構で事実だと思われていた一例を書きます。
大和艦内で、世界の三大馬鹿について語られます「ピラミッド、万里の長城、そして戦艦大和」巨大で凄い労力を経て完成したにも関わらず役に立たない。と言うことなのですが、この話は虚構で実際の日本兵はこんなことを艦内で語っていない。

また兵士同士が口論になり大喧嘩に発展するシーン。
男たちの大和」でもあるのですが、どちらも吉田満の「戦艦大和の最期」を下敷きにしているので出て来ます。

あと「男たちの大和」であった「死に方用意」と言う号令も虚構であり実際には言われていません。

そう言う部分も考えながらみると、ある意味新鮮に感じるかも。