真実の政治家 保守派通信 日本創造の会

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戦争に反対なのは左翼ではない 天皇陛下も海軍も反対だった

「九条守れ」俳句、公民館が掲載拒否 さいたま市
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2954835&media_id=168

(解説)

この手の話になるとかならず、左翼が戦争に反対しているとか、そんな話ばかりになる。

先の大戦では、戦争に反対する側が「非国民」と言う印象操作をされたが、現在では「左翼」とそればかりだ。
しかし、それは自分が無知・無学・無教養だからその様に思うのではないか?


戦争をするかどうかの御前会議では、

・戦争をするべき 陸軍3票
・戦争に反対 海軍3票
天皇陛下 戦争反対を連想させる詩を二度繰り返し読む


終戦を迎えるかどうかの御前会議では、

・戦争を継続するべき 陸軍3票
終戦を迎えるべきである 海軍3票
天皇陛下 終戦を迎えるべきである


単に戦争反対が左翼と言うことなら、天皇陛下を含めて海軍の識者も左翼と言うことになる。
自称保守を名乗るエセ保守も、なにかあると左翼などと言うが、天皇家や海軍の生き残りに左翼などと失礼なことは言えないだろう。

失言と言えば「最後は金目でしょ?」など、お馬鹿発言があるが、天皇家に対して左翼と言う馬鹿がいたら、それこそ失笑だ。

陸軍は自身の野望を正当化する為に「皇軍」を名乗り、自分たちの意思行動は、天皇陛下と同じだとした。
しかし、天皇陛下の許可なく、戦費確保をする為にお札の増刷を行ったり、天皇陛下の目を欺く事までしていた。

現在もこれに近い考え方はある。
保守を名乗り、ひたすらアメポチ改憲を独善的に進める勢力は、本当は皇室のことなど1ミリも考えていない。

9条の件はまた別とし、何かに反対をすると左翼のレッテルを張り印象操作をするのは、一部陸軍の馬鹿共のやり方に似ている。
戦前の国会で、海軍大臣が戦争反対を唱えると、ボコボコに叩かれて、ヤジが怒濤のように浴びせられた。
海軍大臣も左翼と言うなら、愚民としか言いようがないだろう。

私は、陸軍の視点より、広く社会がみえた海軍の視点でアメポチ改憲を批判するべきだと思っている。
またアメポチ改憲を国民は、海軍の視点でみるべきだと思っている。