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拉致問題、自民党の余計な考え方が被害者の帰還を妨げている

☆安倍首相、拉致利用批判に猛反発=「無責任な誹謗中傷」—衆院予算委
 「あなたがこういう質問をすること自体が、本当に残念」「一人の方の本で誹謗(ひぼう)中傷するのは無責任だ」。12日の衆院予算委員会では、民主党緒方林太郎氏が拉致被害者蓮池薫さんの兄、透氏の著書を根拠に安倍晋三首相が拉致問題を政治利用したのではないかと追及したのに対し、首相が猛反発する場面があった。

 緒方氏は、透氏の著書「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」を引用しながら、首相が官房副長官だった2002年当時、帰国した薫さんら5人の北朝鮮への再入国に当初は反対していなかったなどと指摘した。

 首相は「当時は北朝鮮に戻す流れだったが、私は断固として反対した。私が言ってることが真実だと(国会議員)バッジを懸けて申し上げる」と色をなし、「私の言っていることが違っていたら、国会議員を辞める」と言い切った。

 緒方氏は「首相は拉致問題を使ってのし上がったのか」とも挑発。首相は「大切なことは、全ての拉致被害者を奪還するために全力を尽くすことだ。そういう質問をすること自体がこの問題を政治利用している」と「逆批判」を展開した。 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=3799681&media_id=4&from=category_news

(解説)

拉致問題は、自民党の余計な考え方が被害者の帰還を妨げていると言えます。
明確な根拠。

(1)
初回拉致認定で、拉致主犯のキムに1兆円以上も献金
これは、キム体制の延命はもとより、ミサイル開発資金にもなったと思われる。

(2)
事実上の貿易。
中国製品の関税0化を推進して来た自民党であるが、北の魚介類が、中国経由で日本に入って来ている。
民主党は、GDPで中国に抜かれているのに、なぜ中国製品の関税を0にする必要があるのかと正し、民主党政権で改善した。

(3)
自民、加藤紘一の計画では、一時的に帰還させた拉致被害者を、北に戻すことで交渉を重ねて全員帰還させるつもりだったと主張した。
ところが、一時帰還させた被害者を戻さないと決定して、その後の交渉が途絶えた。

(4)
北の側まで行って大袈裟におこなう、米韓演習を自民党は支持している。
風船にビラ、大型スピーカーによる北批判など、いずれも北を挑発する行為だが、自民党はやめるように言わない。
敵対姿勢を示していれば、友好はないと北は判断して、拉致被害者に関しても、親切にする理由がなくなる。

(5)
型だけの制裁。
事前に申請書類に記載すれば、高額でも北に送金することが出来る。
自民党の制裁は、やっているのか、いないのか、よく分からないレベルのもので事実上ないも同じである。

(6)
政治利用としての拉致被害者
一時帰還した被害者の方を、戻す、戻さないの議論を含めて、どのようにしたら自民党の支持率が上昇するのか?
そこに焦点があったと思います。
非常に難しい問題ではあるけれど、交渉が途絶えて、全員帰還にならなかったことは、家族からみて損失だと言えます。

(7)
矛盾する対北外交。
小泉、安部が訪朝した際に、1兆円以上も拉致主犯に献金したのは、仲良くやりましょう!という意思表示でしょう。
関係を改善して、被害者問題の進展を考えていたのでしょうけれど、故意に交渉を途絶えさせたのでは、大金の献上が意味もありません。
もしかすると、最初から、数名を帰還させて自民党の支持率を上昇させる為だけに、血税が投入されたのかも知れませんが、それにしても大金過ぎている。

一回ポッキリの帰還で、継続性がないのなら、大金は捨てたも同然です。