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タカ派トランプに、米国の中道は懸念表明

☆トランプ氏勝利にデモ相次ぐ=道路封鎖、重傷者も―米
 米大統領選で共和党ドナルド・トランプ氏が勝利したことを受け、米各地で9日、抗議デモが相次いだ。同氏の拠点であるニューヨーク・マンハッタンの「トランプ・タワー」前には反トランプ派の人々が押し寄せ、「くたばれ、トランプ」「野蛮人の選択だ」などと罵倒した。
 タワー周辺では、多数の警官が動員され、厳重な警備が敷かれた。トランプ氏に対する罵声は高層ビルの谷間に大音響となってこだまし、「(トランプは)私の大統領ではない」「米国人であることが恥ずかしい」などと書いたプラカードが掲げられた。
 また、米メディアによると、カリフォルニア州北部オークランドのデモ参加者は道路を封鎖し、車に接触した1人が重傷を負った。参加者は車に物を投げたり、新聞社の窓ガラスを割ったりした。
 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)では、学生ら約500人がデモを行い、「(トランプ氏は)わたしの大統領じゃない」と連呼。オレゴン州ポートランドでも約300人が道路を占拠した。
 ロイター通信によれば、カリフォルニア州バークリーの高校では、約1500人の生徒と教師が校庭で抗議集会を開き、ある女子生徒は「トランプ氏を選んだことで、時計が1950年に逆戻りする」と訴えた。 
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161110/Jiji_20161110X595.html

(解説)

強い米国の復権を旗印に、活動して来たのがトランプ。
まだ全米規模ではなく、一部ではあるものの、このトランプに懸念や不満の声が出ている。

他国に強い姿勢で迫り、関係を壊してしまうのではないか。
喧嘩を売るようなことを平然と述べ、戦争がはじまり、米国に大きな影響が出るのではないか。

トランプが語る、アメリカファースト!
どんなことよりも、米国が優先される!なによりも米国が大事!
この言葉は、多くの米国民、愛国者民族主義者のこころを揺さぶったが、中道からみたら軍国主義のようにみえている。
米帝国主義が、台頭することで、米自国民にも被害があるのでは?と考える人もいる。

あとは、公職の経験がなく、本当に一国の代表が出来るのか?
という部分でしょうね。

これが地方議員で、素人から、というのなら分かるが、全米を代表する人が公職の経験がない。
活動家が、議員になったような印象ですよね。
大丈夫なのか、これで?と疑問に感じる人もいるようです。

理論というより、感情、感覚が優先されることは、危険だという判断もあると思います。