真実の政治家 保守派通信 日本創造の会

消費税の減税、年金問題の解決、日本を戦場にしない

大和式経済論について 〜 外科手術なき経済回復論 〜

日本国保守政治総合研究所の提言する経済論

はじめに

アベノミクスや、MMTが、
仮に外科手術だとしたら、どの様に考えられるでしょうか。

日本国の身体に外科手術をすれば、傷が出来ます。
自然の摂理からして、手術しないのが、一番綺麗な状態が保たれます。
では、外科手術をしないで経済の回復をするには?

☆自然復元力を重視した経済観を持つこと

なぜ、この日本で、経済的失速があるのかと言えば、
経団連が出す要望が関係しています。

それは、法人税をさげて企業優遇を行い、
税収が下がることを、消費税増税で穴埋めすることが推進されるからです。
これは、不要な外科手術に該当します。

ズバリ、結論を言えば、この動作がなければ経済は活性化します。

なーんだ、子供でも思いつく話しじゃないか?
と馬鹿にする方もいるでしょう。
しかし、現実には、その簡単なことを実現出来ていないのが、現実ではありませんか?
違いますか?

経済には、自然復元力が存在していて、経済が疲弊しても良い状態に「戻ろう」「戻ろう」とする、
自然復元力が存在しています。
しかし、なぜ自然復元力が発生しないのかと言えば、余計な外科手術(※)があるからなんです。
手術だけではなく、副作用の強い点滴もバンバンなされます。
その結果、経済が疲弊するんです。
※余計な外科手術 = 消費税増税

冒頭で経済を、身体に例えました。

身体が綺麗な状態である為には、余計な外科手術をしないのが一番なんです。
このことを経団連の方にも理解してもらえば一番だと思います。

消費税増税は、消費者の買い控えを発生させるだけではなく、実質賃金もマイナスへと導きます。
日本の労働力が疲弊することは、企業の製品を買う体力を失うことでもあるんです。
企業利益を追求し過ぎた結果、法人税を下げて、消費税増税をする様に指導がなされる訳ですが、
この結果、日本の労働力が体力を失うんです。

経団連は、2025年までに、消費税を19%まであげることを提言している訳ですよね?
輸出最終企業は、輸出払い戻し税があることを前提として…

そこで、お金持ちや、知識人が好きな考え方「足りるを知る」を、
経団連の方々も、思い出して頂くのは、如何でしょうか。

与党の政治家は、給料を引き上げることを提言しますが、これは間違っています。
引き上げられた給料は、必ず商品価格に転嫁されて、値上げ値上げのオンパレードです。
これでは、またもや消費しづらい状態になります。

消費税増税、物価上昇が引き金となって、消費拡大にならないスパイラルに陥りますが、
その解決策が、給料をあげることしか言えない政治家は、実におかしいです。

そして、

もし、日本人が、経団連のやり方に異論を唱えるのが気に入らないと言うことであれば、
全労働力を、外国人に置き換えれば満足するでしょうか?
もし、そんなことをしたらどうなにります?

経団連の周りは、すべて外国人で埋め尽くされます。
一時的に満足することがあったとしても、欧州にみられる外国人の権利を主張するでしょう。
やがては不満をもらす様になります。

そこで、経団連の方々にも、愛国心、愛民心をもって頂き、
日本と言う国を壊さず、将来に繋げていくことを想像して頂きたいのです。

私は、思います。
GHQが、これからは個の時代だと刷り込み、個人利益を追求する時代だと洗脳しました。

かつての中島飛行機の大社長の様に、日本の将来を考える、本当の愛国者が必要でしょう。
何かを譲ることで、国民に好かれ支持され、大事にされる企業になる。
そうした考えが出来る経営者は、日本の英雄です。

英雄なんかになりたくて、すべてが金だと言う考えもあるでしょう。
しかし、日本人として日本の将来を考えることは大事な筈です。

お国の為と思い、消費税で法人税の穴埋めをするのを抑えてみたら如何でしょうか。

この考え方が実行されれば、日本の経済は自然復元力をもとにして復活します。
MMTなど、不要になります。
しかし、自然復元力を待つのには、時間が掛かるかも知れません。

MMTの副作用も考慮した上で妄信せず、消費税増税を抑えて消費拡大を狙うことが最良でしょう。
自然に消費拡大があるのを待っていられないと考えるのは、せっかち過ぎませんか。
痛みを伴う改革ばかりでは、国民全員がそっぽを向いて、リーダーについていかなくなります。

人の為と言うよりかは、自分の為でもあると思うのですが。


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